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小学生・中学生のための国語の読解入門‐小説編

前回は説明文編でしたので、今回は小説編です。

説明文編と重複するところもありますが、大切なところなので再度確認してみましょう。

 

1. 音読の大切さ

 

読めない漢字や分からない言葉を確認するためにも、音読してみましょう。小説はとくに、慣用表現なども出てくるので、あいまいな言葉は、この際きちんと調べましょう。その場で調べることが大切です。自分専用の言葉ノートをつくるのもよいと思います。

 

2. 小説の解き方

 

(1) 客観性をもつ

 

客観性とは自分の考えを入れずに、物事を一般的に見ることです。読解問題は「文を読んで何を感じたか」ではなく、「文に何が書かれていたか」を聞いています。なぜそういう答えになるかという解答の根拠は必ず本文中に求めましょう。

 

(2) 登場人物に〇をつける。

 

人間関係やそれまでのあらすじを説明しているのが、最初に書いてあるリード文です。本文の背景をとらえるためにも読み飛ばさないようにしましょう。リード文や本文にでてくる人物に〇をつけて、登場人物の人間関係を理解しましょう。

 

(3) 気持ちがわかる動作や情景描写に線を引く

 

喜怒哀楽や後悔、共感、決意、期待、憂うつ、後ろめたさなどの心情がうかがえる行動、情景描写をチェックしましょう。どのようなやりとりから、だれの気持ちがどのように変化したかをとらえることが大切です。

 

(4)設問の指示に従う

 

理由を問われている設問には「~から。」「~ので。」気持ちを問われている設問には「~気持ち。」と文末を結ぶことが大切です。

 

(4)記号の選択問題は消去法で解く

 

消去法とは本文と合わないものや本文に書いていないところを見つけたらその選択肢の記号に×をつけて、選択肢を消去していき、答えを絞り込む方法です。

 

以上、ぜひ上記のことから実践してみましょう。

倉前校 専属教師 大澤芳江

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