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小論文を克服しよう!(その1)

今年も、推薦試験シーズンとなりました。

推薦試験を受ける生徒さんたちから、「 小論文が…… 」「 いったいどう書けばいいのかわかりません…… 」「 小論文ってニガテです !!! 」などという声を聞きます。

 

克服しちゃいましょう !!!

『小論文の書き方』

克服のカギは4つです。

 

1. 相手を知り、
2. 自分を知り、
3. 言葉を知り、
4. 流れをつかむ。

 

『相手を知り、自分を知り、言葉を知り、流れをつかむ』

この四点で、小論文が克服できます!!!

それでは、一つ一つみてゆきましょう。まず、一つめです。

 

1. 相手を知る

 

推薦試験の試験科目に「小論文」がある。ということがわかったら、みなさんなにしますか?

 

≪ 本屋に「小論文の書き方」の本を買いに走る ≫

 

これも必要なことなのですが、大事なステップを押さえておくことを忘れないようにしましょう。

それはなんでしょうか?

 

それは、「 『自分が出願している大学の推薦試験では、どんなタイプの「小論文」の試験が出されるのか』 ということを確認する 」ということです。言い方を換えると、「自分が出願している大学の推薦試験の過去問を確認する 」ということです。

 

「えっ、小論文ってみんな同じなんじゃないんですか???」

 

って、思います?
違うんですよ。やはり、小論文にも出題形式がいくつかあるんです。

どんなものがあるか、代表的なパターンをあげてみます。

 

①.課題提示型

これは、「 課題文またはグラフや統計表が含められている課題文を読み、与えられた設問にしたがって小論文を書く 」というタイプの試験です。
このタイプの問題は、単に「どれほど上手に意見を主張し、文章を構成することが出来るか」という観点だけではなく、「文章読解能力」や「グラフや統計表などの資料を使いこなすことが出来る能力」という観点などからも採点されます。問題によっては、「設問されている分野についてどれほど詳しく知っているか」という観点から採点されたりする場合もあります。
概ね、受験学科に関する “一般的な事柄” から設問される場合が多いです。

 

②.主題提示型

これは、「 主題が与えられ、与えられた主題に沿って小論文を書く 」というタイプの試験です。
このタイプの問題は、「どれほど上手に意見を主張し、文章を構成することが出来るか」という中で、「学校・学部・学科についてどれほど詳しく知っており、かつ、どれほどその学校・学部・学科で学びたいと思っているか」という観点や、「自分の内面についてどれほど詳しく分析しているか」、「設問されている分野についてどれほど詳しく知っているか」などという観点から採点されたりします。
受験校・学部・学科に関する “一般的な事柄” から設問される場合と、“受験校・学部・学科に直接関係する事柄” から設問される場合があります。

 

 

どうですか? ①と②ではぜんぜん違うと思いませんか。

 

ですから、

 

「相手を知る」
=『自分が出願している大学の推薦試験では、どんなタイプの「小論文」の試験が出されるのか』ということを確認する

 

この点の確認は非常に大事です!!

 

また、細かな点になりますが、「試験時間」、「指定されている文字数」、「縦書きか横書きか」などという点も確認しておく必要があります。

 

次回は、小論文の内容を濃くするために「相手を知る」ということを考えます。

小論文、克服しちゃいましょう !!

 

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