授業・テストはこう活かそう!
高校生、中学生ともに新学年になって最初の定期テストが終わった時期かと思います。中間テストが終わるとほぼ1ヶ月程度で期末テストがあり、1学期の評定が決まります。評定は受験にも影響を与えます。また、日頃の授業の理解度を確認する上でも重要です。せっかくの定期テストですから、結果の点数だけを見て終わるのではなく、しっかりと見直しをして次に活かす為の努力をしましょう。
1.復習をしっかり
特に高校生は家庭学習のほとんどが、学校から課される予習や課題で終わってしまったり、部活で忙しく、復習の時間がとれなかったりする生徒は非常に多いと思います。
☆予習:新たなことを独学で行う ⇒ 時間がかかる
☆復習:一度やったことを思い出す ⇒ かかる時間は予習より少ない
しかし、予習だけで終わってしまうと、記憶の残り方が少なく、テストで結果が出にくくなります。
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その日のノートを帰宅後のちょっとした時間を活用し、その日のうちに見直す習慣をつけましょう!たったこれだけのことで、記憶の残り方が断然違います。定期テスト対策でも『またゼロから覚えなおし』という無駄を省けます。たった30分でも構いませんが、これが1時間、2時間と増えれば効果てきめんです。
2.ノートは“板書されなかったこと”も書きまくる!
自分のノートを後で見直していますか?また、見直した時に何が書いてあるのかサッパリ分からない生徒もいると思います。『黒板の丸写し』だとこうなりがちです。
『あとで復習しやすい』ノートを作りましょう!
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”板書されなかったこと”も書きとめ、分かりやすくまとめることが重要です。例えば先生の余談や自分で調べた情報です。デキる生徒のノートを借りるとびっくりするほど理解しやすいのは、この手の周辺情報がぎっしり詰まっていて、かつきちんと整理されているためです。
3.定期テストは返却後、1週間以内に復習しよう!
テスト前は誰しも「火事場のバカ力」を発揮します。しかし、テスト後はいかがでしょうか?終了後、一喜一憂だけで終わってしまうとすぐにゼロに戻ってしまいます。メンテナンスを怠らないようにもう一度復習し、次回、類題が出題されたら100点を取れるようにしましょう。
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★テスト後の復習が勝負!これをするのとしないのでは記憶の定着度が断然違います。
新白河校 教務部 林 泰洋