教え過ぎにも注意が必要!
勉強の主役は生徒さん本人、だから、いかに主体的に生徒自身が考え、解決する工夫ができるようになるかも大切です。
プロ教師とのマンツーマン指導では、
・どこにつまづきがあるのかを確認する現状分析
・より理解しやすい切り口での指導の提供
・家庭学習の充実を図るための勉強のやり方指導
・受験先の情報収集とその活用による逆算した学習計画
等々、教師が主体的にリードする場面は多々あります。
しかし、それぞれに対し生徒さん自身の自己解決力を向上させて、工夫の仕方を身につけさせられたら、少しずつ『生徒自身でやってみる』ことも念頭に置いておく必要があります。
すべて事細かに教えてあげることは簡単です。しかし、そのために、『勉強は教えられたとおりにやるもの』という解釈をされ、それが習慣付いてしまうリスクもあるのです。
特にこれからは知識量だけを問われるのではなく、自ら考え、能動的に学び、他者に伝わるよう表現する能力が求められる時代になってきます。『指導者が居なければ学べない』では困ります。
自転車の乗り方指導に置き換えると分かりやすいかもしれません。補助者がいつまでも補助していては、自立した自転車運転はできません。
補助が必要な場面は適切に補助し、不明点の調べ方など徐々に習得できてきて意図的に補助を外すべき場面では外してあげる。
指導者が居なくても、自ら考え、工夫し、学び続けられる生徒さんを一人でも多く育てていきたいと思います。(代表番号:0246-25-2511)