知識のアップデートは必要
突然ですがみなさん、3R(スリーアール)という言葉をご存じでしょうか?
ごみ問題などでよく耳にする言葉です。3Rとは、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3つの言葉の頭文字R(アール)の総称です。
私がこの言葉を意識するようになったきっかけは、Perfume(パフューム)という女性3人組の音楽ユニットが発表した、「ポリリズム」という楽曲です。このポリリズムは、2007年にNHKと公共広告機構(現:ACジャパン)の共同キャンペーンのCMソングとして使われました。
CMではごみの分別や資源のリサイクルを推進する映像が流れ、地球環境の保護を訴えるものとなりました。この楽曲でPerfumeを知った人も多いかと思います。(まだ生まれていなかった現在中高生以下のみなさん、ゴメンナサイ。)今は2024年ですから、そのときからもうすでに17年も経っていることにやや驚いています。
さて3Rのことですが、私が友人に久々に会った際に、その友人には小学生の息子がいるのですが、その子に次のように言われました。
「学校で習ったんだけど、3Rじゃなくて今は5Rなんだよー」
いつの間に5Rになったんだと軽く衝撃を受け、「えーそうなの?!3Rじゃなくて5Rなの?」と思わず大きな声を出していました。
その子が言うには、これまでの3R(リデュース、リユース、リサイクル)に、リペア(Repair … 修理する。修理して使えそうなものは捨てずに修理する。)とリフューズ(Refuse … 断る。コンビニなどで袋や割り箸・スプーンなど、ごみになりそうなものをもらうことを断る。)が加わったようです。
家に帰ってから改めて調べてみると、5Rからさらに現在18Rまで増えているとする見方もあるようです。もちろんRの範囲をどこまで広げるかは、自治体や教育機関、また個人によっても変わるでしょう。しかし現状では少なくとも5Rまでは浸透しつつあるということを、知っておく必要はありそうです。恥ずかしながら今回は勉強になりました。世の中のことを日々テレビやニュースなどで情報を手に入れ、皆さんも知識をアップデートしていってくださいね。