福島県教育員会が、2022年度から2023年度にかけて、福島県内の普通科高校１８校に、コース制を導入することを明らかにしました。

 

導入されるコースは、「医学」「保健・医療」「教員養成」「福祉」の４つのコースで、生徒の職業観や基礎的な知識を高めることで、将来的に県内で活躍できる人材を育成し、医師や教員の不足解消につなげる狙いがあります。

 

■医学コース

医学部進学に特化した学習・進路指導を行う。

 

福島、磐城、安積、会津　【2022年度】

 

■保健医療

医師や歯科医、薬剤師、看護師、理学療法士など幅広い医療従事者を志す生徒を対象とする。

 

橘、安積黎明、須賀川・長沼統合校、湯本・遠野統合校　【2022年度】

白河、喜多方、相馬、原町　【2023年度】

 

■教員養成

教育に関わる分野に就くのを目指す生徒の学習を支援する。

 

橘、安積黎明　【2022年度】

福島東、郡山、葵、磐城桜が丘、相馬、原町　【2023年度】

 

■福祉

福祉や介護に関する基本的な内容を指導する。

 

大沼・坂下統合校　【2022年度】

勿来　【2023年度】

 

各コースは、希望する生徒を対象とするようです。

 

このコース制導入により、具体的なビジョンを持って、自分の希望する職業で活躍できる子どもが増えるといいですね。