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福島県立高校入試の配点について

福島県教育委員会の県立学校入試についてのWEBページの中に昨年度入試の各教科の標準配点が公開されていました。

 

リンク:福島県教育員会

※リンク先ページの下の方、「令和3年度県立高等学校入学者選抜の結果について」という箇所です。

 

配点は今までは公開されていませんでしたので、福島県内で広く実施されており、当塾でも実施している「新教研テスト」の配点を参考に学習指導を行っておりました。

 

一部、こちらが認識していた配点とは異なる部分もありましたのでご紹介します。

 

【国語】

文学的文章、説明的文章の読解の記述問題の配点が、2点と認識していましたが、それぞれ4点と5点と高く配点されています。しっかりと要点を把握して記述できる力が求められます。

 

【数学】

大問1の計算問題の配点は、1点と認識していましたが、2点となっております。

ケアレスミスでの取りこぼしは厳禁となります。

また、数学が苦手な生徒さんについては、大問1を全て正答できれば10点を獲得するチャンスとなります。

まずは大問1レベルの計算問題を確実に正確にする学習からスタートすると良いでしょう。

 

また、大問6、大問7の(1)~(3)はそれぞれ、配点が2点と認識していましたが、難易度に合わせて(1)が1点、(2)が2点、(3)が3点となっていたようです。

 

(3)は相当な高難易度となっているため、状況によっては捨てて良い問題と指導していましたが、配点が大きいためTOP校を考えているならどちらかはチャレンジする必要があるかもしれません。

 

【英・社・理】

いままでこちらで認識していた配点と大差はないようでした。

英作文の問題で一部3点の問題があったくらいです。

 

【学校による配点の変更について】

実施要綱に、「県教育委員会は、各教科の各問ごとの標準配点を示すが、各高等学校においては、生徒の実態や問題の難易度等に応じて、各問ごとの配点を変えることができる。」との記載があります。

 

昨年度入試で配点変更が公表されているのは、安積高等学校と会津高校の数学のみでした。

大問1、2あたりの配点を1点に減らし、後半の難易度の高い問題の配点を増やしています。

 

こちらの地域TOP校の磐城高校でも長年、同様の配点を変更しているだろうということが言われてきましたが、昨年度入試に限っては公開されていませんので変更がなかったのかもしれません。

 

配点が公開されたことにより「新教研テスト」などでも今後、公開された配点に変更されていくことになると思います。

 

私たちKATEKYO学院は「完全1対1の個別指導」ですので、その利点を生かし、生徒の苦手得意、配点、志望校合格点数を見据え、取るべき問題をしっかりと取れるようにする指導を引き続き行っていきたいと思います。

 

いわきエリア教務部

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