福島県立高等学校の統合【いわき地区】
皆様におかれましては、コロナ禍の中、大変なご苦労が続いていると思いますが、緊急事態宣言の解除により6月から本格的に学校教育活動も再開され、6月の下旬から7月の上旬には久々の定期テストが行われます。
学校が再開したこともあり、今週は多くの入塾相談のお問い合わせをいただくなど、いよいよ受験に向けて準備を進めるご家庭が増えてきたようです。
そこで今回は、急激な少子化によりこれから予定されている県立高校の統合についてお伝えしたいと思います。
まずは、少子化の進行状況を確認してみましょう。
◆福島県の中学校卒業見込者数の減少
2018年3月の卒業者数 :17,619人(現高校2年生)
2028年3月の卒業見込者数:13,144人(現小学1年生)
この10年間で、約4,500人の減少
◆いわき市の中学校卒業見込者数の減少
2018年3月の卒業者数 : 3,201人(現高校2年生)
2018年3月の卒業見込者数: 2,490円(現小学1年生)
この10年間で、約700人の減少
将来に渡る少子化より高等学校の定員減よる小規模化に伴い学級数が減少してしまいます。
このような状況下、福島県教育委員会の考え方としては、【学ぶ意欲を引き出す望ましい学校規模】として【1学年4~6学級】としております。
つまり1学年3学級以下の高等学校は、都市部も含め統合を推進することになります。
少子化についてご理解いただいたと思いますが、いわき地区でも来年度以降、統合される高校があります。
◆2021年4月開校予定
〇小名浜高校+いわき海星高校⇒小名浜・いわき海星統合校(仮称)
◆2022年4月開校予定
湯本高校+遠野高校⇒湯本・遠野統合校(仮称)
次回は、来年度の入試で統合予定の小名浜・いわき海星統合校(仮称)について詳しくお伝えしたいと思います。