計算ミスの対策
本来は解ける力があるにもかかわらず、計算過程でミスをしてしまうのはとても勿体ないことです。Rくんもその一人で、比較的難しい設問に対しても解く道筋は見いだせるのにケアレスミスで失点している状態でした。
そこで、計算過程を見守っていると、正攻法すぎる計算の仕方であったためにミスが起きやすい状態なのだと確認できました。
例えば、23、720-15,000なども、すべての桁を揃えひっ算で計算していました。
確かに正攻法ではあるのですが、時間がかかる上にやはりミスをする可能性が高くなってしまいます。
23.000-15,000+720と置き換えれば、ひっ算することなくミスも起きにくくなります。
また、
・32×25なども、8×4×25=8×100=800
・67×21なども、67×20+67=1、340+67=1、407
など、計算を工夫するだけで『時間がかかり、ミスが生じやすい計算過程』を回避することができます。
こうした計算工夫は普段から取り入れておかないと試験本番でいきなりできるものではありません。
また、あらかじめミスを予防するために概算でおおよその答えを予測してから計算に取り掛かることも大切です。※23.15×2.14などは、概数で23×2=46に近い数と予測を立てておけば、『4.9541』など小数点の位置ミスなどの単純ミスも防げます(正解は46に近い、49.541)。
Rくんも、予測を含めた計算の工夫を教え、日々の勉強に取り入れてくれたことで、計算ミスを劇的に改善できました。
同じ”失点”でも、その根本原因は様々です。
個々の生徒さんの状態に合わせ、的確に教えていきます。
伸び悩んでいる生徒さん、目標に向け邁進している生徒さん、ぜひ一度一緒に勉強してみませんか?
キミだけの授業で全面的にバックアップいたします!(代表番号:0246-25-2511)