試験監督の現場から ~高校受験・国語編~
言うまでもなく試験には制限時間があります。特に受験生の場合、普段の模擬試験のときから本番に向け、『試験時間の使い方』も練習しておきたいところです。
福島県立高校入試・国語は、例年、大問6構成です。
1漢字、2詩・短歌・俳句、3古典、4小説読解、5論説読解、6条件作文、といった構成です。
これらに対し制限時間は50分、大問1つ当たり8分程度の制限時間です。
単純に知識のアウトプット問題である1漢字はものの数分で片付けるとしても、大問1つ当たりに割ける時間は10分弱です。
試験時間の使い方を意識しておけば、例えば一生懸命考え、頑張り続けたとしても、大問4小説読解で20分も30分も使ってしまっては他の大問の解ける問題に手つかずで試験時間終了・・・、となってしまいます。自身の得意不得意に応じて、時間配分を意識した上で普段の模擬試験などを受験し、本番に備えるようにしましょう。
特に最後の大問6条件作文は、思考力や表現力も当然大切ですが、指定された段落構成や正しい原稿用紙の使い方、誤字脱字に注意すれば、部分点は取れる設問です。なので、手つかずで提出するのはとてももったいない試験時間の使い方と言えます。
試験時間の使い方を得意不得意に合わせてアドバイスしたり、そもそもの解く速度向上のための学習指導であったりと、個々の生徒さんに合わせたマンツーマン授業で試験本番での最大成果を目指します。自身に合わせた具体的な指導内容の確認には、事前予約制の無料教育相談をお申し込みください。具体的に確認した上で、受講の有無を判断いただけます。(代表番号:0246-25-2511)