試験監督の現場より
脳の働きと指先は密接につながっていると言われます。
学者さんによっては、指先を動かすことで脳の働きが1~2割増しになるという方もいらっしゃるようです。
試験監督をしていると、ひとつの傾向が見て取れます。
① 問題冊子にいろいろと書き込みながら考えている生徒さん
② 問題冊子をじっと見据え熟考している生徒さん
必ず一致するものではありませんが、傾向として、①のように、読み取っている文章の重要と思われる箇所に印をつけたり、図形に補助線や条件を書き込んだりしている生徒さんの完答率は高いケースが多いです。
※反面、②の熟考型の場合は、結果的に答案用紙が埋まりきっていないことが多いです。
模擬試験は、あくまで「模擬」試験、本番ではありません。
どのような試験の受け方が自身のパフォーマンスを最大限に発揮できるか、上のような方法も含め、どんどん試し、本番に備えていただければ幸いです。
指先を動かし、問題冊子に書き込むことで、脳を活性化させるだけでなく、解法の糸口が見出しやすくなることもあります。
今回は「脳の働きと指先」に着目したご案内でしたが、試験時間の使い方も然り、試験の受け方を大切にし、日頃の学習成果をいかんなく発揮できるよう模擬試験を活用してください。(代表番号:0246-25-2511)