進路決定後にやるべきことは
今年度も私立高校の合格者や、大学の総合型選抜、学校推薦型選抜受験者の合格の便りがたくさん届きました。
合格が決まってしまうと、気が抜けたように勉強から離れてしまう生徒が毎年いますが、実際にはそうも行かないというのが事実です。まずほとんどの高校や大学からは、入学までの期間に課題が出されます。この課題については、やらなかったから合格が取り消されるということはまずありませんが、入学してくる生徒が最低限、解けるようにしてほしいという課題です。また、入学までの期間を無駄にせず勉強に対するモチベーションを保ったまま入学してきて欲しいという意味もあります。ですので、入学前課題についてはしっかりと余裕も持って仕上げるように心がけましょう。
また、県立高校受験生や大学一般入試受験生と比べて、入学までせっかく時間的な余裕ができたのですから、是非中学・高校の学習の復習に時間を使いましょう。春から高校生になる生徒は、入学後すぐの確認テストや最初の定期考査においてどんなスタートを切れるかが大変重要になります。スタートダッシュを切るためにも中学校の復習と、出来れば高校の予習を進めることをお勧めします。
大学生になる生徒は、とくに理系学部に進む生徒は注意が必要です。大学の数学・理科等については、「基礎的なことはできて当たり前」というスタンスで進んで行きます。大学スタートの時点で遅れを取ってしまうと、講義内容が理解できず毎回の定期試験でも苦戦するようになってしまいます。当塾にも、大学の授業についていけないのでサポートして欲しいという相談は少なくありません。もちろん大学や学部・学科によりますが、大学でも通用するレベルの基礎知識はしっかりと備えておくことが必要です。
当然英語も文系・理系問わず重要で、講義を英語で行う大学やTOEICにより英語のクラス分けが行われる大学もあります。また、理系学部は英語は重要ではないと思う生徒もいるかもしれませんが、研究の際参考にする文献はほとんどが英語で書かれたものです。このように、英語は大学生になっても文系・理系問わず重要であり、場合によっては理系のほうが英語力が求められる場面が多いかもしれません。
合格が決まり入学までの期間、どのような勉強に時間を費やすべきかは一人ひとり違います。KATEKYO学院では合格が決まった後も、自信を持って次のステップに進めるよう最後までバックアップしていきます。
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