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過去の県立入試問題をどう使うか

いよいよ県立高校入試まで約2週間となりました。今回は過去の県立入試問題の使い方についてお話ししたいと思います。

 

私が担当する中学3年生と、県立入試の過去問についてこんな会話がありました。

 

生徒「一度解いた過去の入試問題を何度も繰り返しやるのは意味がありますか?」

 

「どうしてそう思うの?」

 

生徒「だって一度解いて答え合わせをしたら自分が間違えたところもわかるし、何度もやったら答えを覚えちゃうから」

 

なるほど、と私は思いました。みなさんもこんな風に思ったり感じたりすることはありませんか?

たしかに同じ問題を何度もやれば、どういう問題が出るかも覚えてしまうし、答えだって覚えてしまう。

 

それは事実です。

ですがそれでも繰り返しやることには意味があると私は考えます。

 

理由は簡単です。

 

「その問題の正解に自信を持ってたどり着けるか?それだけの実力がついているか?」

 

これに尽きます。

 

例えばある問題の正解の選択肢が「ウ」だとして、最初の一回目に解いたときの自分の答えが「イ」だとします。

そのとき考えることは、なぜ「イ」を選んでしまったのか。なぜ「ウ」と答えることができなかったのか、ということです。

解説などを読んだり、先生に聞いたりして自分に足りなかったものは何なのか(知識なのか考え方なのか)、そこをしっかりと分析します。

 

そして2回目以降に解いたときに、きちんと正解の「ウ」という選択肢を選べたかどうかを検証します。

もちろんその問題の答えはすでに「ウ」だとわかっていますが、答えが「ウ」とわかっている(覚えている)から「ウ」を選ぶのではダメです。

 

自分なりに考えた末に「ウ」を選べるようになったかどうか。そこがポイントです。

まだ「イ」を選んでいる、または「ウ」を選べたが、記号の答えだけを暗記して選択いるようなら、力がついてない証拠である、ということが言えますよね。

 

以上のことを意識して、自信を持って正解できるように過去の入試問題を繰り返し行ってみてください。

 

県立高校入試まであと少し。頑張っていきましょう!

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