全国に130校、駅前の完全個別指導塾、KATEKYO学院

TOPICS from KATEKYO

  • TOP
  • TOPICS
  • 過去問にどう取り組む? 《高校受験編》

過去問にどう取り組む? 《高校受験編》

 

入試まであとわずかとなりました。

 

中三生のみなさん、どんな勉強をしていますか?

 

入試の過去問に取り組み始めているみなさんも多いと思います。

 

どのように、効果的に入試過去問に取り組むことができるか、一緒に考えてみましょう。

 

過去問に取り組む目標は、入試問題の傾向をつかむこと、そして、必ず完璧に解けるようになること、この二つを目指しましょう。

 

具体的にはこのように取り組みます。

 

 

 

 

 

①.必ず時間を計って取り組む

 

  試験時間は決められています。

 

  時間をきちんと計って取り組むことにより、その時間内でどれだけ解けるかの現状がわかります。

  また、入試問題の傾向をつかみ、時間配分をどうしたらよいか、どの問題から取り組んだらよいか、など、試験を受ける際の作戦を立てることができます。

 

  「時間があればできるのに…」 は、この時期ダメです。

 

  『指定された時間内でどれだけ点数を取ることができるか』

 

  という考え方が大事になります。

 

  常に本番を意識し、時間的な面でも自分に厳しく、過去問に取り組みましょう。

 

 

 

 

 

②.答え合わせとやり直し

 

  過去問を解き終わったら、すぐに答え合わせをして点数を出し、すぐにやり直しに入ります。

  大切なのは「やり直し」です。答え合わせは「間違いの発見」のため、やり直しは「間違いの修正・定着」のためのものです。

  やり直しをすることで、勘違いしていたものを正し、足りなかった知識をおぎない、自分のミスの傾向 ( 計算間違いが多いとか問題の読み間違いが多いなど ) をつかみます。

  ですから、ただ正しい答えや式・計算を赤で書くだけ、というやり方ではぜんぜん足りません。

 

 

  間違った問題の解説を読み込み、正しい解法をマスターし

( ※  友だちや先生にきいて、理解するようにするのも一つの方法です)

  理解できたと思ったら、すかさずもう一度解いて

  間違えずに、しかも速く解けるようになるまで、練習を繰り返す

 

  これをしっかりとくりかえすのです!

 

 

 

 

 

  この部分をきちんと取り組まない生徒さんは結構多いです。

  言われてもなかなかやりません。

 

 

  なぜか…

 

 

 

 

  「めんどくさいから」は、この時期、はっきりいって論外です。

  すべて自分にはねかえってきますよ。

 

 

 

 

 

  「あせってしまい、とにかく速く先に進みたいから」

 

  気持ちはわかりますが、「急がば回れ」です。

  きちんと理解し、解けるようになってから先に進みましょう。

  そうしないと、わからないところが残ったまま、試験を受けることになりますよ。

 

 

 

 

 

  「わかったつもり」になって、繰り返しの練習を省略しているのかもしれません。

  これは、相当な落とし穴です。

 

  「わかったつもり」と「解ける」は、まったく違います。

 

  そこにきちんとこだわって練習をするかどうかで、最後の点数の伸びが変わってくるでしょう。

 

  間違えた問題のやり直し練習をきっちりやると、次回、似たような問題が出た時に、正確に速く解くことができるようになります。

 

  やっていないと、

 

  「前に似たような問題をやったことがあるな…、で、どうやるんだっけ…」

 

  と、解くのに時間もかかってしまい、また、あやふやな記憶で解くことになるので、正答率が下がり、せっかく過去問に取り組んでいたにもかかわらず、大変もったいないことになります。

 

  「わかったつもり」は、やめましょう。

 

 

   しっかりやり直しをすることが、実力,解答力の向上につながります!

 

 

 

 

 

 

③.どんな問題のやり直しを重視するか

 

  応用問題の難しいところを一生懸命取り組むかもしれません。

  実は入試では記述などの難しい問題よりも計算や漢字などの「基本問題」の方が点数の差が生まれやすいです。

  というのも、難しい問題はほとんどの受験生が出来ないので、差は生まれにくいからです。

  そういったわけで、

 

        基本事項の問題こそ気を抜かず、必ず得点しなければなりません。

 

  その問題は、多くの受験生が得点するところだからです。

  基本問題の取りこぼしをしてはいけないのです。

  他の受験生と差をつけるために、やり直しや復習は「基本問題」で得点できなかったところを中心にしっかり行ない、完璧を目指しましょう。

 

 

 

 

 

過去問の取り組み方をまとめると、

①.必ず時間を計って取り組む

②.答え合わせとやり直しにきちんと取り組む

③.基本問題の取りこぼしがないようにしっかり取り組む

 

 

 

過去問にしっかり取り組んで、受験直前のこの時期、さらなる実力や解答力の向上、点数UPを目指してガンバっていきましょう!

「TOPICS from KATEKYO」一覧へ戻る

ページのトップへ