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部活道との両立を

部活動命のM君と、生徒思いのR先生とのやり取りです。

 

M君「俺の青春は野球に捧げるって決めてんだ!部活で悔いなくやり切って、受験はその勢いで頑張ろうと思う!」

R先生「そうか。部活頑張ってるのは凄いな!後輩からも信頼されているようだし、誰よりも体力があるしな!だけど、受験のこともそろそろ考えるべき時なんだよ。ライバルにちょっと差をつけられているかもしれない。」

 

M君「大丈夫!この大会終わったらガチでやるからさ!」

R先生「君は1時間で英単語を30個くらい覚えられるよね。でも、次の日には半分くらいは忘れてるよね。ということは、15個暗記するのに1時間くらいかかるんだよ。君が行きたいような大学受験で必要な英単語数は4500個だ。ということは・・・300時間だぞ?他の教科との兼ね合いもあるだろう。毎日1時間、約300日かけて英単語を覚えるのか、毎日2時間がんばって150日で終わらせるのか、えらぶのは自分だぞ。」

 

M君「忘れないように必死で覚えるよ。」

R先生「いい心がけだ。だけど、『エビングハウスの忘却曲線』って知ってるか?人って暗記したことを1か月後には79%も忘れちゃうんだ。そうならないようにするためには、繰り返しと積み重ねしかないんだよ。だから実際は、復習の時間も取り入れなくてはならない。高1から勉強で努力を積み重ねている人と勝負できるか?」

 

M君「・・・。そんな急に部活との両立なんてできっこないよ。」

R先生「いや、それがそうでもないぞ。部活を頑張れる子はガッツがあるからな!例えば、キミの学校の野球部の先輩がこの時期やっていた勉強はこれだ。ノート3冊目、1日の勉強時間は2.5時間だったよ。春までの成績は君と変わらないな。部活も引退まで続けて、△△大学に合格したんだよ。」

 

M君「え!△△大学?オレのノートは1冊目・・・。先生、話はもう終わり?帰ってちょっと勉強するね。」

 

 

勉強で大切なのは、日々の積み重ねです。それをR先生は英単語の暗記を例に出して、M君に具体的にイメージさせました。また、同じような境遇の先輩がどのようにして、結果、進路をどう決めたかをR先生はM君に伝えました。このことから、M君は、目標達成までにしなければならないことがどのくらいあるかが分かりました。

 

 

部活と勉強の両立に悩んでいる中学生や高校生は多いはず。一人で悩まないでください。KATEKYOには、R先生のような思いやりのある先生方がいます。

一緒に志望校合格を目指しましょう!!

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