【郡山駅前校】1000を聞いて100を知る
「一を聞いて十を知る」という故事成語があります。非常に賢くて理解がはやいことのたとえで、誰かを褒める時によく使われる表現です。
その一方で、外国では「1000を聞いて100を知る」という、日本の考え方とは大きく違う教えもあるそうです。「遠慮して質問しない」ことで「察しがいい人だ」と思ってもらえても、結果的に10の情報しか得られないのであれば、「ずけずけ質問して無遠慮」に思われても「より多くの情報を得る方が有益だ」と考えているかどうかは定かではありませんが、文化の違いというのは興味深いですね。
どちらの考え方が正しいかは判断の分かれるところです。みなまで語らせずに察してあげる方が良い場合もありますし、しっかり質問して情報を増やすのが良いケースもあります。状況に応じて、それぞれの教えをバランス良く使い分けるのが良いのかも知れませんね。