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2024年度 福島県立高校入試分析「英語」

2024年3月5日に行われた福島県立高校入試「前期選抜試験」の「英語」についての分析です。

 

総評

問題構成は例年通り。リスニング、文法、英作文、長文読解とバランス良く出題された。大問4では、デジタルテキストブックについての話を取り上げ、現実的な内容であった。大問5は、父親の仕事の関係で日本に来ることになったフィリピン人の女の子が、環境の変化に戸惑いながら成長する内容であり、日本人以外の視点で書かれた点がやや珍しいものであった。

 

大問1 リスニング問題

リスニング問題。問題1から3までで構成される。放送問題3は単語を聞き取ってその単語を書く問題であるが、今年度は特に難しい単語はなく、全てを書くことのできた受験生も多いのではないか。

 

大問2 文法問題

文法問題。keep A B(AをBの状態に保つ)や、in various ways(さまざまなやり方で)といった内容を覚えているかどうかで、差がついたのではないかと予想される。

 

大問3 英作文

英作文問題。(1)は次のJohn のセリフの誘導に乗れば、I wish I could ~ までは解答できたであろう。(2)は「海で泳ぐこと」と「バスケットボールをすること」を「楽しむ」という内容を英語で書けばいいので、それほど難しくないだろう。

 

大問4 対話文読解

ロナルドとタクヤによる、デジタルテキストブックについての会話文。本文に関しての設問はどれも易しめであり、それほど迷うことなく解答できたであろう。最後の(6)は「本をインターネットで買うことについて、あなたはどう思うか?」という自由回答問題。日頃から世の中の出来事にアンテナを張りつつ、それらについて自分の意見を持ち、英語で表現する訓練が必要である。

 

大問5 長文読解

フィリピンから引っ越してきたジョアンという女の子の話。日本においては外国人となるジョアンの気持ちを理解できるかが、設問を解くカギになる。難しい単語は見受けられなかったので、しっかりと内容を捉えてほしい。

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