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小論文を克服しよう!(その2)

 

前回のコラム記事(小論文を克服しよう!―その①)では、

 

「相手を知る」

=「『自分が出願している大学の推薦試験では、どんなタイプの「小論文」の試験が出されるのか』ということを確認する 」

 

この点の確認が非常に大事だということを説明しました。

 

今回は、小論文の内容を濃くするために「相手を知る」ということを考えます。

どうすればいいか?

 

今回のカギは、『情報収集』

 

要するに、『ネタ探し・ネタ集め』

 

です。

 

これは特に、前回のコラム記事で取り上げた、「②主題提示型」、中でも「学校・学部・学科についてどれほど詳しく知っており、かつ、どれほどその学校・学部・学科で学びたいと思っているか」という観点で小論文を構成する際に役に立ちます。

 

なぜなら、自分が受験する学校・学部・学科についてよく知っていなければ、通り一遍の内容の薄い文章となってしまい、 また、当然ながら、「自分はここに入学して勉強したい!」という熱い思いが伝わるような文章を書くこともできず、アピール度の低い小論文になってしまうからです。

 

「どこから、どうやって情報収集したらいいんですか?」って?

 

あせらないでください。みなさんが知っていることばかりです。

ちょっとレアなものもあります。

 

このようにして情報収集します。5つのポイントがあります。

 

①. 情報収集ノート・ファイルを用意する

②以降で行なって集める情報を、ノートに書き留めていきます。情報は「使ってナンボ・使えてナンボ」ですから、一つのファイルにまとめて活用します。

 

②. 受験先のホームページ

ポイントは、たくさんのページがあるので、自分が受験する学部・学科のページに絞ってその部分をすみからすみまでよく見ることです。

 

 

そして、一回だけでなく、何回も見直します。そうしているうちに、案外、細かな点で、なおかつ、使えそうな情報を拾い出すことができます。

 

 

特に、自分が学びたいと思っている学科の研究室の説明ページなどを良く見て、どんなテーマの研究を行なっているのか、どんな方法で研究しているのか、どんな環境・機材で研究しているのかなど、きちんとおさえておきます。

 

③. 受験先のパンフレット

郵便の請求はがきやホームページから申し込んで入手したり、オープンキャンパスで配布されているものを入手したりします。

 

 

ポイントは、②のホームページと同じです。

 

 

また、ホームページでは説明していなかったことをパンフレットで説明していることがありますので、「ホームページ見ているから大丈夫」と思わないで、自分が受験する学部・学科のコーナーをすみからすみまで、何度もよく見るようにします。そうしているうちに、使えそうな情報を拾い出すことができます。

 

④. オープンキャンパスで入手できる資料・情報

推薦試験で受験することを考えているなら、必ず一回はその学校のオープンキャンパスに行くことをおススメします! ( ある意味、必須です!)

 

 

できれば、オープンキャンパスに行く前に、②や③で事前に情報収集し(予習し)、質問事項をある程度まとめた上で参加すると、効果倍増です!

 

 

オープンキャンパスでは、自分が志望している学科に行くと、先輩方や先生たちに会うチャンスがあります。

 

 

それぞれの学科や研究室の紹介をしている先輩方に近づいて、「実際に学んでいること・取り組んでいること」などを聞くことができます。また、その「取り組みへの思い」や「取り組んでみての感想」などの生の声にじかに接することができるチャンスでもあります。

 

 

加えて、各学科の教室や研究室に先生方が待機されていたりするので、その先生方に「どんなことを学ぶことができるのか」、「実際にどのように学んでいるのか」などということを尋ねると、丁寧に説明してくださったりします。

 

 

さらには、オープンキャンパスでしか配布されていない、パンフレットやリーフレット(一枚もののチラシのようなもの) などを入手できたりします。受け取れるものは片っ端から受け取って、すみからすみまで何度もよく読みましょう。このパンフレットやリーフレットの中に、他にはないレアな情報や表現が含められたりします。

 

 

このようにして得た、生の声(情報)やレアな情報は、小論文の内容を ー他との差別化を図りー 濃くすることに大いに役立ちます!

 

⑤. 受験先の学科などで出版している本

こちらが、レア中のレアなネタとなります。②~④に一生懸命に取り組んでいると、自分が受験しようとしている学科で、その学科が取り組んでいる研究分野についての本が出版されていることを発見する場合があります。(※すべての学校の学部・学科で出版しているわけではありません)

 

 

しかも、その本は、たいていが少量印刷で、全国流通しておらず、書店で入手できない場合が多かったりします。( この時点でレアものです。) もし、受験「本命」の 学校・学部・学科で出版している本があることが分かったなら、その学部・学科の購入ページから申し込んで入手し、さらに受験対象の学部・学科の研究を深めることができます。

 

 

このようにして深めた、受験対象の学部・学科の研究についての情報は、小論文の内容を ー他との差別化がさらに深まりー さらに濃くすることに大いに役立ちます!

 

以上の5つのポイントで、小論文の内容を濃くするために「相手を知る」ことができます!!!!!

 

「相手を知る」

=「 自分が出願している大学の情報収集をする 」

 

この実行は非常に大事です!!!!!

 

次回は2ステップめ、「自分を知る」ということを考えます。

 

小論文、克服しちゃいましょう !!!!!

 

 

 

 

 

 

 

専属教師 門脇

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