全国に130校、駅前の完全個別指導塾、KATEKYO学院

TOPICS from KATEKYO

  • TOP
  • TOPICS
  • 2022年度 福島県立高校入試分析「社会」

2022年度 福島県立高校入試分析「社会」

2022年3月3日に行われた福島県立高校入試「前期選抜試験」の「社会」についての分析です。

 

総評

例年通り大問数は、地理2問、歴史2問、公民2問の計6問であった。全体的に資料を読み取り答える設問が多く、情報を短時間で処理する能力が求められた。

 

大問1 世界地理

正距方位図法を見て大陸名を答える、世界各国のエネルギー供給割合から該当国がどこか答える、資料の数字を読み取りグラフを作成するなど、設問が多岐に渡る。基本的な知識を身につける必要がある。

 

大問2 日本地理

関東地方中心の出題であった。日本の領土問題、農業の栽培方法、都道府県別の発電方式など、こちらも大問1と同様設問が多岐に渡る。設問(6)②では時差を考慮し、現地の日時を求める問題が出題された。落ち着いて考えれば正答可能なので、解けるようにしておきたい。

 

大問3 歴史(古代~近世)

古代から江戸時代までの範囲から出題された。与えられた図や資料を読み、該当する遺跡や戦乱の名称を答える知識問題や、文章を読み取り年代を並べ替えするなど、思考力や判断力が問われる問題が出題された。

 

大問4 歴史(近代)

明治以降の歴史問題が出題された。ここまでと変わらず与えられた資料から答える設問が多く、日々の学習の中で数多くの資料に触れることが求められる。設問(1)の「富岡製糸場」は、明治時代の官営工場として「八幡製鉄所」とともにしっかりと覚えておきたい。

 

大問5 公民(経済関係)

経済関係からの出題。現代社会を反映した設問が多かった印象。ベンチャー企業、需要曲線・供給曲線・均衡価格、産業の空洞化、円高・円安など、基本かつ重要な内容ばかりなので、しっかり答えられるようにしておきたい。

 

大問6 公民(政治・人権)

現代社会の根幹をなす政治と人権からの出題。設問(2)では選挙制度のうち比例代表制の議席数決定の際、ドント式で議席数を求める問題が出された。ドント式での計算は難しいものではないので、慣れるまで計算してみるとよい。設問(4)では「男女共同参画社会基本法」が出された。この法律と同じく男女~で始まる「男女雇用機会均等法」と合わせて覚えよう。

 

2022年度 福島県立高校入試分析「数学」

 

2022年度 福島県立高校入試分析「国語」

 

2022年度 福島県立高校入試分析「英語」

 

2022年度 福島県立高校入試分析「理科」

「TOPICS from KATEKYO」一覧へ戻る

ページのトップへ