全国に130校、駅前の完全個別指導塾、KATEKYO学院

TOPICS from KATEKYO

  • TOP
  • TOPICS
  • 2026年度 福島県立高校入試分析「社会」

2026年度 福島県立高校入試分析「社会」

2026年3月4日に行われた福島県立高校入試「前期選抜試験」の「社会」についての分析です。

総評

例年通り大問6つでの構成(地理・歴史・公民から各2問ずつ)。各大問に必ずひとつは記述問題があるため、記述の練習が欠かせない。また例年に比べると、「漢字~字で書け」「~字で書け」などの字数制限のある問いがやや多かった印象。特に漢字指定の問題は、当たり前ではあるが答えが分かっていても漢字を書けないと得点に結びつかないので、普段から漢字で書くことを習慣づけよう。

 

大問1

世界地理より出題。政治・経済、気候、農牧業など幅広い出題となった。(2)はヨーロッパのEU、東南アジアのASEANのような、アフリカにおける国際的組織のことである。(4)はpがイタリアの都市であることと、イタリアは地中海性気候であることがわかれば正答できるであろう。(6)はR国(オーストラリア)とA州のある国(イギリス)の歴史的関係性を記述できれば得点につながる。似たような問題として、南アメリカ大陸の各国は主にスペイン語(ブラジルはポルトガル語)を公用語としている点も、理由も含めて覚えておくとよい。

 

大問2

日本地理より出題。今年度は関東地方からの出題となった(前回は2022年度に出題)。漢字指定問題が2問あり、(2)-②「近郊」の 郊 の字と、(5)「扇状地」の 扇 の字が書けたかがポイント。(4)の東京都の昼間人口と夜間人口の記述問題は、「通勤・通学で、」の書き出しで書くという誘導にうまく乗れば、難しい問題ではないだろう。

 

大問3

古代から近世の歴史より出題。奈良時代~江戸時代の文化、仏教、主要人物、政治体制など大まかな流れを理解していることが重要。(2)の人物は「菅原道真(すがわらのみちざね)」であるが、同じ平安時代で有名な「藤原道長(ふじわらのみちなが)」に引っ張られて誤答しないようにしたい。また今回は3つの貿易(日宋貿易、勘合貿易、朱印船貿易)に関する問題が(3)-②、(4)、(6)で出たので、それぞれ何時代の貿易か、また特徴はそれぞれどのようなものかをまとめておくとよい。

 

大問4

近代の歴史より出題。明治時代の政策、世界恐慌の対する各国の対応、戦後日本に起きた出来事など、こちらも幅広い知識が問われた。(2)は八幡製鉄所に関する地理と歴史の問題である。八幡製鉄所がのちの北九州工業地帯(地域)の発展につながることを知っていれば、①は容易に答えられよう。また八幡製鉄所は日清戦争の賠償金で建設されたこと、そして甲午農民戦争が日清戦争のきっかけとなったことを覚えていれば、②も答えられるであろう。(3)では世界恐慌の各国の対応についての問いであったが、アメリカ – ニューディール政策、イギリスやフランス – ブロック経済など主要なものは押さえておく必要がある。

 

大問5

公民より経済にまつわる分野からの出題。需要と供給と価格の関係、日本銀行の役割、為替変動など、やや難しいが基本的かつ重要な内容のためしっかり覚えたい。(5)の南南問題は聞き慣れない言葉だったかもしれないが、南北問題がわかっていれば推測して正解を選べたのではないか。(6)は為替変動を絡めた計算問題だったが、落ち着いてやれば正答は可能。

 

大問6

公民より政治にまつわる分野からの出題。一票の格差、法律の制定、地方自治など、こちらも基本的かつ重要な内容に関するものであった。難しい用語も多いため、ひとつひとつ確実に押さえておきたい。(2)は裁判員についての出題であるが、参加する裁判の種類と有罪無罪の決定にどこまで関わるのかを正確に答えるのは難しかったのではないか。(6)-①は、BとC(地方交付税交付金と国庫支出金)が国から支給されるお金ということを覚えていれば易しい問題。(6)-②は地方自治の本旨を記述する問題。「運営 意思」の二語を用いるものだが、地方自治は「誰によって運営されているのか、誰の意思によるものなのか(誰の意思を反映させるのか)」をまとめればよい。

 

他の教科の分析はコチラ(見たい教科をタップ または クリック)
↓↓↓

2026年度 福島県立高校入試分析「国語」

2026年度 福島県立高校入試分析「数学」

2026年度 福島県立高校入試分析「英語」

2026年度 福島県立高校入試分析「理科」

 

過去の分析はコチラ(見たい年度をタップ または クリック)
↓↓↓

2025年度 福島県立高校入試分析「社会」

2024年度 福島県立高校入試分析「社会」

2023年度 福島県立高校入試分析「社会」

2022年度 福島県立高校入試分析「社会」

「TOPICS from KATEKYO」一覧へ戻る

ページのトップへ